身近なお話

私の感想文
それは、過去だったり、現在だったり、少しだけ先に見えるものだったり

親に見捨てられた子

再び娘の話になりますが、思えば娘は何匹、猫を我がへ連れ込んだことか(笑)
話だけなら数えるときりがない程・・
その中で、この子の話には、ついつい耳を傾けたのです
傾けると、続きは、我が子になる・・なんてどんな?家でしょうね(笑)


「育児放棄」
その当時、こんな話題が持ち上がっていたのですから
私が耳にしても、然程驚きはなかったのです
しかし、流石に猫社会においても「育児放棄」なる話題が出るとはね・・
思えば、娘に乗せられたのかもしれない
「それは、可哀そうだね・・」とついつい相槌を打ったのが最後
翌日には、その「育児放棄」なる子猫が我が家で鎮座していることになろうとは?

この子、聞くも、涙、語るも涙・・大げさです(笑)
親猫の飼い主さんは、幸いにもすべて貰い手があったんだそうです
中で、この子だけは、貰い手さんがつかなく、親猫と飼うことにしたのです
処が
元々だったか、この子を産んだ母親は、どうしたものか
この子だけには、おっぱいをやろうとしない、それどころか
親子でも相性があるのでしょうか、とにかく、なくこの子を寄せ付けない
この分だと、親に見捨てられるだけでなく、親にやられかねないと懸念された飼い主が
「誰か、もらってもらえないものか?」との話です


それを聞いた娘が、そして、それをまた聞きした私が
「う~ん・・可哀そう」の一言で・・我が家へ・・
おまけに、この子、「持参金」付きですからね・
(内訳、まずは餌(かなり高級な子猫用)ワクチンと去勢の手術代金)


しかし、ここで問題が・・一つだけ・・
我が家には特別と言っても過言ではないカップル猫がいます
虎治郎とコテツに聞いてみてから?(笑)
その二匹が一番驚きを隠せなかったらしいですよ


先ず、子猫が我々(虎治郎とコテツ)が座っている場所へ平然と座っている
珍しい物でも見るように、一先ず虎治郎兄貴が、子猫にクンクンと近づく
すると・・子猫の分際で「ギャーオー」と威嚇するではないですか
「こりゃ、だめだわ・・」とすかさず私
コテツに至っては、「最愛のトラ兄さんに威嚇するとは・・何事?」
コテツも負けじと背中を立てる・・これでは話にならないですよね
「これは、だめだめ・・この子、親だけじゃなく、猫同士との相性が悪すぎ」
即刻
「可哀そうだけれど、是では飼えないよ、<(_ _)>」
しかし、それしきの事では下がらない娘より、子猫の方です
私に向かって「ニャーオー」と猫なで声、是には弱い・・弱い私を・・
知っているのかな?????
早速膝にのせてみると、ペロペロと指先をなめだす・・
「参った・・な~」これ以上、拒絶できない私が出来上がっている
出来上がった私は
「しょうがないね、試し飼いだよ」
「とにかく、トラとコテツに障害があれば、飼えないからね」と念を押す
試し飼いネコは、それから、それから
試されているのは、むしろ先輩猫たちだったかもしれない程
我が家の人間様によって、ほいほい育っていったのです
あ!!名前・・ですね
実は、この茶虎
以前、虎治郎には双子?の子がいたのですが、悲しいことに亡くなりました
その時の茶虎に名付けた名前が
「あ!!と驚く・・為五郎・・」
どこぞで聞いた風な???ですが、我が家は、見てくれより名前重視でして(笑)
フーテンの虎治郎
じゃりン子ちえの虎徹事、コテツ
そして、3匹目となった
あ!と驚く為五郎・・さてさて・・産みの親より育ての親となり
20年の生涯を私が先日(2016.9.12)見届けました





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