身近なお話

私の感想文
それは、過去だったり、現在だったり、少しだけ先に見えるものだったり

4匹の猫が眠る寺

桜の開花が例年より遅めだと、多少気をもみますが
毎年、同じ時期に、同じ姿で見ている事を、ひょっとしたら忘れているのかも
人は、桜が咲かないと、春の訪れを実感できない、厄介な生き者でしょうか?(笑)


と・・墓場の中で、それぞれの猫が面白おかしく話し込んでいるかもね・・


我が家の4匹の猫が眠っているお寺の、早咲しだれ桜、見頃です
ここにお世話になって、5年が過ぎました
虎治郎は「どら焼き」が大好物
一年間をあけて、コテツは「かっぱえびせん」が好物
翌年、追いかけるように旅立ったキキの好物が?思い出せない<(_ _)>
そして、昨年、大往生、思い出だけを残してくれた為五郎の好物?・・
なんでも良く食べた子だけに、好物は猫餌パックかな?<(_ _)>


人間様同様、一年に一度の法要の案内が届く
今年もこの、桜の時期に合わせて、案内状が届いています・・
私、飼い主は、有難いことに・・毎朝、ウオーキングの通過点、
少し立ち止まって・・
「おはよう・・虎、コテツ、キキ、そして為」と小声で手合わせ・・
だから・・あえて法要の依頼状には、欠席しています


でもね、この桜の満開だけは、どうしてもカメラに収めたくなる
(今年は、スマフォでm(__)m)


ふと・・思います
出来れば・・彼らと、この風景を眺められれる。この供養塔の墓地に
私も・・眠りたいって・・


高台にあるこのお寺は、市内が一望出来て
我が家から歩いて10分程度、いつも、彼らのなきごえが聞こえているんです
見送って5年・・それぞれの姿、まだまだ目にくっきりと・・
そして、彼らの特徴も踏まえて、忘れていないよ・・
桜の屋根に覆われて、暖かな春の日差しを受けて、眠っている彼らに、
「今は?幸せかい?」と尋ねてみたくなる・・


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